という事で長文注意。
近況としましては6月ごろに渋滞にて追突事故を起こしてしまい、その後のADDress拠点を移動すべくひしゃげたフロントフォークを入れ替えて修繕して移動
四国から和歌山に向かい名古屋に移動の時にまさかの田舎道でのネズミ捕り。50kmの道を70で走り2点減点となりその時に警察官さんと話していると合計6点以上になるので免停になるとの事。
初めての追突事故、、初めての免停、、悪い事はドカッと来るな、と言うのはいつも感じる事で自分が何かイイ感じの時に絶対来る。
もしかしてイイ感じ!とか思ってる時のシャクシャク感が良くないのじゃないかと40年生きていてやっと気づいた訳です。
で、免停のハガキが1週間から1か月くらいで届くからね。とか言われてたんだけどもいっこうに来ない訳です。
今日警察署にその旨を伝えに行くと「1か月くらいは手続きもあるのでかかりますよ。一週間のほうが稀かもしれません」とか。
ホント?ハガキ来ないと講習も受けられないしそんな感じでバイク乗っていても気分あまり良くない。そして来年2月には車検もあるし。。なかなか動きづらい期間になってしまいました。
12月は年末調整もあるし。。
という事でこの際実家に滞在している間はやれることをやろう。と思い立ちVRSCDX(VROD)という自分のバイクの修繕を試みる事に。
今までは都内のバイク屋さんに当たればどうにかなっていたので自分ではあまりメンテナンスは軽微くらいで済んでたわけですが
実家の周りはバイク屋に断られまくり。
ディーラーですら断られるVRODちゃん。触れないならディーラーなんてやめてしまえ!と思うもこのバイクを知れば知るほど仕方ない感も多々あり。
田舎のメリットとしてホームセンターが近くに2店舗あるので工作はまあなんとかなるか的な乗りで進めました。
今回行ったメンテナンス項目
・ハンドルの高さ調整
・ラジエーターファン交換
・ウォーターポンプ修繕
・エアクリーナーエレメントの掃除
・エキパイの穴修繕、耐熱バンド加工
その後
・レギュレーター交換
・ラジエーターカバーメッシュ装着
と、書くと結構なことやったな、、という感じですが全く分からないので関係ない所までガンガンばらしてしまって
折角だから取り付ける前にやっちゃおうという感じ。
元々はハンドル、ファン、ウォーターポンプの三つをお届けするはずだったのがどんどん増えたわけです。
ハンドルの高さ調整
追突事故を起こしてからバイク屋さんでフロントフォーク取付をやってもらった時にハンドルの高さを替えたみたいで乗っている時に物凄い違和感。
違うバイク乗ってる?ってハンドルの高さだけで思うんです。 コレはちょっと直さないとッてことで今回一緒に作業。
ただこれから分からなかった、、近くを見るとメーターと噛んでいて締めているネジ部分が隠れているのでどうやれば良いかをネットで検索
「ビキニカウルをグイっと下に下げたらメーターむき出しになるのでそこで見えるネジ緩めてメーターコード外したらイケます!」位のざっくり感で書いてあったので恐々やると思いの外簡単に、、
というかネジのさびが凄い。。今に始まったわけではないけど2008年製だし、見えない至る所のネジがこうなんじゃないかと。
ネジは鉄のブラシで綺麗にしてバイクにまたがってハンドルの角度を調整して終了。
ラジエーターファン交換
実はADDressの記事の一番最初に書いたかもしれない去年9月に突如バイクがぶっ壊れた原因の部分。
ファンが回らなくなりオーバーヒートして交換、自分でebayでファンを買い67000円、取り付け25000位で10万円コース部分でした。
それがなんと!
また1年越しにぶっ壊れてくれやがって再度ebay購入。今度は中古なので2万円ちょっと。
懐痛いのよ!もうやめてよーー!と思いながらも今回は自分で取り付けるので工賃は無し。
とは言え前回直してくれたバイク屋さんは「こんな大変な箇所もうやりたくない位っす」と言わしめたので
修理前に色々調べても出てこない。。クーラント抜いてラジエーター外して、とか考えるとクソ大変。
まずはエキパイ外せば接合ネジにアクセス出来て何とか行けんじゃね?的なウェイウェイ感でエキパイ外すも全く関係ありませんでした。
つーか今回マフラー外す意味あんまりなかった。
ラジエーター液ウォーターポンプの件もあるから抜こうとしたら樹脂のボルトが固着していてペンチで回したら割れたという悲劇。それはもう放置。10年以上の劣化半端ない。
で、試行錯誤し分かったのはカバーを外してラジエーター上下のネジを外し前にグイっと引っ張ると隙間が出来たので3点で取り付けられているネジを外しスルッと入れ替え。
多分このやり方、お客さんのバイクでやるとしたらかなり乱暴だからしないだろうな。
ちゃんとした手順でいったらホント大変そう。
取り敢えず終了。
ウォーターポンプ修繕
これ実は今年2月後半からの症状で、この記事に書いてあるところからスタート。
だましだましクーラントを足しながら走ってきたけど気づいたらスッカラカンになってる時もあり、もうなくなった音も分かるくらいになってしまってました。
ネットで調べるとどうやらウォーターポンプ部分はAssyとか言って1セットで買って交換らしい。
ヤフオク新品75000円。
嘘だろ、、もう、、オカネナクナッチャウ、、
実際取り付けもディーラーでやった人の値段効くと14万位飛ぶらしくコレはもう無理である。
とは言え今後乗り続けるなら直さなきゃいけないし、、
で山口のハーレーのディーラーさんが言った言葉「シールの劣化じゃないかな?」を思い出し金属機器を挟むためのシールとゴムパッキンを購入。合計で7000円位?
日本では不人気車ではあってもヨーロッパでは今でもフォーラムが盛んなVRODちゃん
YouTubeで検索をするとシール交換だけで行けたぜー!外し方これだぜー!という物凄い雑な外し方動画を参考にポンプカバーを外した後、引っ張っても取れないスクリューが付いている金属機器
なんと動画ではその金属部分の横側めがけて木槌で殴るんです。
そうすると横にずれて後はてこの原理でポコッと取れる。
うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!! きったねえ―!
なんだろ、、貝にこういう部分あるよね、、とフワッと思いつつも洗う。
どうやら機構的に多すぎたクーラント液を逃す穴がありゴミもためてしまう形になってるみたい。
そして腐食しているシール部分
腐食で見事にシール下部が無くなってる。
こんなもんどう考えても交換前提で考えてる形だろ。 14万とか馬鹿じゃねえの!!
という気持ちとここまでしてこれ乗る必要ある?とかまあそんな気持ちも色々出たり引っ込んだりしつつ
今まで修理費にかけた値段考えると馬鹿らしくなるので思考をずらす。
内部を綺麗にブラッシングしてシールを付け替えてカバーを付けてクーラントを入れて終了。
エンジンかけて駄々洩れしたらもうホント考えよ、と思い全部取り付けてエンジンかけたら漏れなかった。
まだ走ってないから分からないけど一旦成功かな?
エアクリーナーエレメント掃除
冬の夕暮れは早く今度は部屋に戻り作業。
これもお初だけども湿式エレメントといってそもそもは赤いオイルが塗ってあり、なんだか高性能なものらしいのですが、カスタムした時に取り付けてから3年一切触っていなかったので
一緒にやっちゃおうという事で外して持ってくるももう既に赤くない。
真っ黒でカラカラ、、
高速でスピードを出した時に高速域でカブることがあり吸気かプラグのせいじゃないかと思ったので専用のクリーナー&オイルセットをAmazon購入して2200円
コレは簡単。だって書いてある通りに掃除をして洗ってオイルを塗ればこの通り。
楽勝だったけどもオイルをかけ過ぎて床に垂れてしまい流血したような状態になったのでやる時は少量で。
耐熱バンド巻きと穴補修
エアクリのオイル充填待ちの間に外したエキパイを除くと
あれ?なんか光漏れてる、、
ここ昔エキパイがいきなり裂けて近くの工場で雑に溶接してもらったところだ、、とは言え当時は穴は空いてなかったので排出されたもので削られて薄くなったっぽい。。
この裂けのせいで火花があたりファンが壊れる原因になった部分。もしかしたら今回もコレのせいなんじゃないだろうか、、
次の日ホームセンターでエキパイ用パテを買いある程度塗る。中も薄くなっている所を塗って乾燥させ朝耐熱バンドを巻く。
耐熱バンドを巻く事は、バイクの一つのファッションとしての部分を占めていて、あと熱くないから。という感じらしい
実際今回何で巻くかと言うと
ファンがもう溶けないでほしいから。
それだけです。
もう故障と支払いに怯えて乗りたくないんです。ただでさえ部品日本にないのに、、
後調べたら内部の熱を保つため燃焼効率が上がるとの事。(その場合はマフラー広範囲に巻く)
元々はレースの時に使われてた代物との事なのでそうなんだろうな。
取り付けてみた。
まあコレはコレでカッコイイ、ただエンジンかけたらすごい湯気と共に黒も溶けて行ってしまったという始末。
耐熱バンドは排気熱で乾かして締めるのでこの湯気昔乗ってたバイクに巻いた時も驚いていたような。。
不安なのがパテ埋めした所がどうなるか。。取りあえずコレは終了。
(出物でエキパイあったら買い替える。)
終わったかと思いきや、レギュレーター交換
さてさて全部終わったし、エンジンをかけるとバンドの湯気が終わった後にウォーターポンプを確認。
駄々洩れしてないってことは多分正常に機械は動いていると思われる。。まだ分かんないけど。
シール替えたし漏れないんじゃないかという希望的観測。
でちょっくらそこら辺テスト走行しようかしらと思ったらエンジンオレンジ、バッテリー赤の点灯。
そして可変マフラー動かない。。
怖え、、何だよ、、こんなド田舎で道端で止まるのは嫌!
という事で何度エンジンかけても数秒後にランプ点灯。
ハーレーの自己診断機能を使ってエラーコードを見ると「P0562」つまり「なんらかの理由でPCMが車両電圧レベルが低すぎると検出」
なんらかって何―――――!!!???
ディーラーに聞いたりネットで調べたりした結果、
「長期間乗ってないバッテリーにはよくある。走ってれば消える可能性大、又は水分等によるレギュレーターの故障」
との事。
前者は無い。今年バッテリー替えたし、長時間乗ってないと言っても1か月乗らないって事は無い。
もしかしたらラジエーターカバー外してた時にポツリと降ってきた雨のせいかも、、
自分の中でそれがデカいような気がしたので激安になって流出しだしている3000円のレギュレーターを購入。
恐る恐るではあるけどもレビューに「何事もなく使えてますよ」と書いてあったのでまあ使えなかったら、、という気持ち。
まだ取り付けてないので直ったか分かりません。
で、
折角外したのでカバーで気になっていた吸空部分を加工。
加工って言ったって雑にそれっぽい形にまで切られている網をネット購入してハサミでチョキチョキして付けただけ。1800円
ただここはこのバイク買った時から気になっていて、吸入口の上がなんか空いて無くてプラスチックで塞いである。
ここ、、元々なんかついてたのでは?と思いつつも同じ車種見てもそのままだった。
雑なんだよハーレー!いっぱい枯葉とか虫の死骸とか入ったままになるんだよ‼
とそんな気持ちをようやく解消。
これ終わったらマフラーの通電確認かな、、
直したと思ったら壊してる部分もあるしヤッパリお金払って任せたいという気持ちもあったけど、上記全部やるとしたらいくらかかるんだろうか、、
後、ここまで触ってもらえないバイクだから自分でメンテナンス出来るようになっておいた方が良いな。
ホントの事を言うと別の国産バイク買った方が楽だし良いかもしれない。
「これは相棒!ずっと乗るんだ!」
という気持ちはあまりなく、ただここまで色々壊したり直したりして売ったとしてもそれが災いして値段にはならないだろうから。
カッコいいしね。 もし別の買ったとしても手元にはおいておくかもしれない。
ただもう故障はやめて、、
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