半年香川に居ての進捗

なんだかこの半年気分だけがジェットコースターのように上がったり下がったりな感じです。

というか上りはあまりない。

だいぶ前に書いたように今ゲストハウスをするためにこちらに滞在をさせてもらっていて早半年。
これを書いている時点ではまだゲストハウスの物件は決まっておりません。

当初は1月後半に空き家の物件が内覧できるからとのことで実家に帰宅して1週間以内に車検を通し香川フェリーで急行。
すると管理をしているオーナー親戚のCさんから「オーナーは今の借主に半年待ってくれと言われそれを了承したからその後だね」と言われる。
フェリー使ってまで来たのに、、とも思ったが向こうの意向が先なので仕方ない

じゃああと半年ちょっとふらふらaddressで日本回るかな、とも思ったのだけども
正直1週間単位で移動することの疲労感と腰を落ち着けて何か物事を成す事が出来ない状況にも嫌気がさしていて
とりあえず何とかここに居られるように間借りをさせてもらい今に至るわけです。

「田舎は見えない上下関係や物事によって話を持っていく序列がある」という事を教えてもらう。
当初は何とか部屋を作りしずしずと自分の仕事をしながら物件の話が進むまで待っていればいいかなと思っていたら
この周辺のボス的なおじいちゃんや、CさんとかZさんなどこの地域にまつわる人たちにあいさつ回りをしてここで何をやるか、を説明する。
そしてこの地域が昔どういうところであったかのお話を聞いたり、現在の嘆きを聞いたり移住者の話を聞いたり

面白いなと思ったのは移住者が自分が住んでいた世田谷周辺の人が多く、そもそもルーツがあるわけでもないで移住を決めたとのこと
まだゆっくり時間を取ることが向こうはできなさそうなので今度話すことが出来れば良いなと思うわけですがいつになる事やら、、

田舎はデマと噂が勝手に広がる

最近背の高い男が散歩している!という話が出回っているらしくまたもやバンドマンという職業に話がなっていてバンド名を聞かれたり
お前は奔放だからどうせ定住せずすぐ何処かに行くんだろう、を前提に話を持っていかれたり タトゥーが入っているのでその系列なんじゃないかとか
突拍子もなく収入や家族構成なども聞かれたり。

そもそもあなた誰なんですか?

と思うわけだが
勝手にうわさが広がり悶々とした目くるめく想像力を活かして自分の都合のいい情報をつくっていくような人たちの気持ちを逆なでしないようににこやかに過ごしていかないといけない。
まあまずは土地の人たちに顔を覚えてもらわなければいけないのでそれは仕方のないことなのかもしれないが。
因みに突拍子もなく人に話を聞いてくるおじさんも元は移住者。

挨拶しても敵

散歩や道で会って朗らかに話していたと思ったら違う人からは「~さんはあんまり良い顔してなかったよ」という言葉を聞く。
コレが結構多い。。

そしてゲストハウスとは他にカフェの運営の改良の手伝いをして
敷地内にある蔵を活かして音楽スタジオ的なイベントスペースを作ろうという構想もあったりしたわけです。カフェ前の庭も使ってフリマも考えてました。
ただ一つ難点があり、外トイレが無いという所。

田舎は下水道がなく特に家が点在しているような場所は「浄化槽」という都会では聞きなれない汚水タンクがあり、その中にバクテリアを入れて汚水を中和し外に流すシステムがある。

で、離れの蔵を活用するために、浄化槽近くに外トイレを作らなければなという話でカフェの大家のお手伝いをしているおじさんに話をすると綺麗な便器を持ってきてくれて「大家にも言うておくから」と話がスムーズにいったかなと思いきや
大家から呼び出しをされて伺うと「なし崩しに何でも話を勝手に進めるな」といわれる

多分お手伝いのおじさんが自分に軽く言ってた「外にトイレ作るんやったらコンクリで埋めなあかん、大家も大丈夫いうやろ」という言葉。
自分はここは昔の庄屋さんの家なのでそれはダメですよと言ったのだが多分コンクリ話を聞いて激怒したのだと思う。こっちが言った話になっているのではないだろうか、、もちろんその話は否定して何かうまく木造で出来るように考えてるといったものの降ろす拳の先がないのだろう。
将来的に庭でフリマ活用をすることや蔵の話を色々お話しさえてもらいその時は普通に接してもらえたかなと思ってたのだが
帰るとカフェのオーナーさんに電話があり「敷地内で何かイベントを起こすなら分け前をよこせ」という話が来たとのこと。

因みにここに間借りする話も最初にあいさつさせてもらって了承を得た上での事なのにそれも気に食わないという話らしい。

カフェのオーナー曰くただの嫌がらせ、多分しないだろうという事みたいだが確かに自分で話を持って行ってちゃんと説明できなかった自分にも落ち度がある。

草ぼうぼうの庭や荷物置きっぱなしの蔵を何の管理もせず分け前だけもらおうという魂胆を提示してきた意地汚さは気持ち悪い。それこそなぜ面と向かって言わないのか。

という事で外トイレと蔵の改装はとん挫。
正直フリマと蔵は自分の事業としてやるにしてはあまり意味をなさない、むしろ敷地内にあるカフェと木工工房に人が行けば、と思っていただけなのでやらなくても自分としては何も影響がない。

残るはカフェの夜営業で居酒屋をやる事だが、お隣で自家栽培をしているつっけんどんに聞いてくるおじさんに事のあらましを話すと

「音楽スタジオはええけど居酒屋はあかん、ここの周りの人間みんな言うとる。」

「毎日どんちゃん騒ぎして酔っ払いがおるんやろ」と、毎日はするつもりはないですと言っても聞かない。

なんで音楽スタジオは良いんですか?と聞くとまともな答えが返ってこない。
あらましでとん挫したことと設備投資にものすごくお金がかかる事を説明し、居酒屋なら地域のボスであるおじいさんやお手伝いさん等楽しみに待ってくれている人がいるし
調理機材もカフェのを使わせてもらえることになっているので後はゲストハウスが出来たら営業するだけなのだが「周りの皆が言うとる」に引っ掛かり
どなたがそのことを言っているのですか?と聞いたら地域のボスの名前を出してきた。

その人は自分には楽しみにしとる!どんどんやってくれ!って言ってましたよと言うと

「あの人は人によって言葉変えるからの」と。。

もう疑心暗鬼が凄くなるわけです。誰が何を言っているのかがわからない。

ただまあよくよく話を聞いてみれば音楽スタジオは自分が日本で有名なオカリナ奏者とつながりがあって自分も習っているから、居酒屋は自分が下戸だから。

それを「みんな」という言葉を使い自分の思いとは言わず抑え込もうとしてくる。
この話をCさんに聞くとこれはこの人だけの事柄ではなく田舎全体的に使う手法とのこと。

皆がそう言ってるっぽいからやめろ(←俺はそう思うからやめろの意)

全く気持ちが悪い。

ただただ疑心暗鬼が凄くなるので付き合いはほどほどが良いという言葉を思い出し、今はそうしている感じです。
気に食わないならその皆に一緒に会いに行って本当にそういったのか聞きに行くのが良いかもしれない。

文字通りのアウロトー

法の外の人たち。という意味で置いてはぎりぎりの所かもしれないが自由奔放すぎて疲れる。
ただこれはネガティブだけではなく面白く機能している面もあり都会では絶対ない面ではあるが
自分の行動を善として勝手に動き、結果悪くなったとしても「やってあげたのに」という部分もだしてくる。

今回ゲストハウス取得に当たりもう半年がたったのでゲストハウスの大家に親戚筋のCさんが連絡をしてくれて初対面。
ゲストハウスの件で今使っている人が「今年一年は使いたいと言ってきた、こちらにも人情がある」と言い出す。

自分は購入と言われて了承して半年伸ばすという話の前に来たんですよ。と言うとそんな話は知らん。と言う。
Cさんがまだ自分がどんな人間か分からないので購入の件を話していなかったらしい。

まあそれは仕方ない、、としてもう延長は無理という話を大家さんが話に行く間自分も部屋に戻り再度伺いに行くと知らない夫婦が増えている。
話を聞くと農家さんでゲストハウス横の農地を買いたいとの話。

実はゲストハウスと農地を一緒に売りたいといったのは大家で農地がついていると農家でなければ物件は取得できないという難関なので、渡りに船!と思っていたら
農地を見に行ったあと実は農地は要らなくてメインは家が欲しい。という事だった。

大家さんは激怒、話が違うと。 
そしてその話はCさんの母親であるおばあちゃんがずっと止めていた話だったという
その話を聞いた当初は大家さんは売る気がなかったからだと。
指揮系統がめちゃくちゃになったので権利を持ってる全部自分に話をしてくれと大家。 そりゃそうだ。

今のゲストハウスに貸しているのは地域の為に、という話で貸したから自分も二番煎じではあるがそう活用していきたい。
農地の活用も何とかめどがつきみんなの為になるような構想がある
という話と値段を提示して了承してもらって今何とか空き家バンク登録前まで来て安堵していたわけだけども

Cさんから連絡があり

「大家の嫁があの値段なら親戚に売りたい」と言い出してきたらしい
登録してお金支払う直前の作業なのにだ。

実際提示した値段は低い。
ただここら辺の地価や老朽化を考えての値段。もちろん残置物もこっちが撤廃する条件付き。
正直いろを付けたところもあるが実際は安いのでその感覚もないだろう。

不動産を通していない物件だからこそこういう事が起こるのか。。

Cさんもここまで親戚筋だというだけでいろいろ行動をしてくれてたがお疲れになってきているところもあったのか空き家バンク登録の際に不動産屋にざっくり査定をしてもらうという話になっていた。
ただ、嫁以外は渡す方向で話が進んでいて鍵もCさんが管理する話になりこちらを応援すると言っていたCさんもまさかの手のひら返し。

ここで査定で値段が上がると自分はもう買えない。というかそれ以上出して買う気が出ない

ここ数日怒りが凄かったが、もうここまでケチがついた物件。しかも手直しする箇所が多い建物にしがみつく気力はなくなってしまった。
農地クリアできる親戚が居ればいいんじゃないだろうか誠実に対応してたのが馬鹿らしくなる。

そして今日がその査定の日。

その物件が無くなっても他にも物件があるのでゲストハウスはやるつもりだが、まざまざと田舎のコミュニケーションを見せつけられた気がする。

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